Our Strengths阪和工材の強み
お客様の課題を
解決へつなげる
阪和工材の4つの強み
私たちは、ステンレス・チタン・アルミ流通のプロとして
多くの企業が抱える課題へアプローチしています。
ここでは課題解決へとつながる、阪和工材の4つの強みについてご紹介します。
01Strengths業界No.1の
スケールメリット
全国規模のスケールメリットで
量・納入地域を問わず柔軟に対応
お客様のニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、阪和工材は全国20カ所に営業拠点・倉庫を配置し、全国3カ所の自社生産拠点と複数の協力工場を配備しています。これらに加え、国内外に豊富な仕入先・協力会社を確保することで、大口案件へはもとより、各種鋼材の流通・供給における業界No.1のスケールメリットを発揮できます。
お客さまの大量発注にも納期厳守で対応
流通商社にとって、突発的なニーズや納期厳守の大量発注はよくあることです。例えば、大手電機メーカーから、新型液晶テレビの開発に合わせて、100トンを超える専用部材の調達を一手に引き受けたことがありました。しかも納期は発注を受けてから5日後。しかし、お客様の工場に近い関西エリアの在庫と生産能力だけでは、求められる納期は到底クリアできません。材源の確保ととともに、生産・供給能力アップが大きな課題でした。
迅速な物流サービスで全量を指定の納期にご納入
阪和工材では、西部工程物流部と東部工程物流部が受注後の手配と納品管理を担当しています。この時は、双方の緊密な連携によって在庫を総動員するとともに、吉川工場(兵庫県三木市)と足利工場(栃木県足利市)の東西2カ所の自社生産拠点に製造指示を出しました。2工場間の物流には、独自の輸送網を駆使した東西便を使用。迅速な物流サービスで全量を指定の納期にご納入しました。
- ココがポイント
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- 東西2カ所に豊富な在庫を確保。
- 2カ所の工場をフル稼働させ、物流には独自の東西便を活用。
- 切板1枚から大量発注まで、お客様を柔軟にサポート。
遠隔地や複数の現場にもスムーズに供給
鋼材の納入先は、お客様の工場だけとは限りません。北陸に本社を置く食品関係設備メーカーは、自社製品である設備を客先へ据え付けるため、千葉や埼玉、愛知、兵庫など、全国各地の現場で不定期にアングルやフラットバー、鋼板などの各種ステンレス鋼を使われます。しかし、従来から取引のあった地元の鋼材商社では、全国規模での突発的なニーズに対応しきれず、納入に支障をきたしていました。
拠点配送網を活用して、遠隔地や複数の現場へ迅速に納入
お客様にとっても遠方の現場へ、多種多様な鋼材を納入するには、全国規模の配送ネットワークが必要です。阪和工材なら、工場で切断加工した各種鋼材を、立体自動倉庫を備えた自社工場でスムーズに入出庫し、全国20カ所の拠点配送網を活用して迅速に納入。お客様は各地で鋼材の供給を待つことなく客先への設備納入と据付・調整に取り掛かることができ、工期短縮とともに販売先の信頼獲得につながっているとご好評いただいています。
- ココがポイント
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- 全国規模の配送ネットワークで東西の在庫を各地へ提供。
- 遠隔地や複数の現場へ、求められる鋼材をスムーズに納入。
- どこへでも安心の供給でお客様の工期短縮と信頼獲得に貢献。
02Strengths必要なものは
何でも揃う
豊富な仕入先を確保し入手困難な鋼材・製品も
「必要なものは何でも揃う」体制を構築しています。
阪和工材の仕入先は国内各地のみならず、世界各地に広がっており、それぞれに得意分野を持つ鋼材メーカーと緊密な関係を築いています。JFEグループをバックボーンとした業界No.1のスケールメリットを有するステンレス鋼はもちろんのこと、チタンやアルミなどさまざまな素材を取り扱っているため、お客様の用途や使用条件に応じた最適な鋼材を提案・調達できます。
海外メーカーのステンレス鋼も調達・加工ともに対応
ステンレス鋼には多種多様な組成のものがあり、それぞれに性質や用途も異なります。また、各国によって規格も異なるため、海外メーカーの特殊な材料の入手や特殊な加工品の調達に、お客様が直接取引先を選定・依頼するのは困難なことです。国内のステンレス流通商社の中には、海外製品に関する取扱い実績の少ない企業も少なくなく、お客様が本当に必要な製品を、必要な時期までに入手するためのパートナーが求められていました。
製品の品質向上や納期短縮、生産コスト削減に貢献
ステンレス流通商社としてNo.1の実績を有する阪和工材なら、国内の特徴あるメーカーから、世界各国のメーカーまで、多種多様な仕入先ネットワークを築いています。たとえ希少な組成の材料でも、それらの中から最適なメーカーを選定して調達することが可能です。また同様に加工先も、国内・海外を問わず最適地・最適工場で対応でき、お客様の材料・部材調達のパートナーとして、製品の品質向上や納期短縮、生産コスト削減に貢献できました。
- ココがポイント
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- 世界各国の鋼材メーカーとの取引実績・ネットワークを保有。
- 用途に応じ、多様な組成や特長のステンレス鋼も調達。
- 世界の最適地・最適工場での加工を提案。
ステンレス以外の鋼材も多種多様に調達
ステンレス鋼を部材として使用しておられるお客様は、その他にもチタンやアルミ、銅、特殊鋼など他の材質を製品の随所に使用しておられることがほとんど。そのそれぞれのケースに見積もりを依頼し、購入先を検討・選定するのに時間と労力を要しておられました。また定尺品だけでなく、加工品となると、その材質・加工方法に応じた技術が必要となり、最終製品の品質を満たす部材加工先の選定には困難を極めておられました。
営業拠点の配送網を活かし、必要な時までに迅速に納入
「ステンレスの阪和」として定評のある阪和工材ですが、全国各地の営業拠点の仕入先ネットワークを駆使すれば、チタンやアルミ、銅、特殊鋼など、ステンレス以外の多種多様な鋼材の調達ニーズに対応でき、材料の加工方法に適した信頼できる加工工場も提案・紹介しています。たとえその仕入先や加工工場がお客様の必要とされている場所から遠方であっても、営業拠点の配送網を活かし、必要な時までに迅速に納入しました。
- ココがポイント
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- ステンレス以外の鋼材の取り扱いはもちろん、加工にも柔軟に対応。
- さまざまな鋼材の発注先が1カ所で済むのでお客様の手間が軽減。
03Strengths全国約20拠点の
ネットワーク
拠点網から得られる情報を自在にコーディネイト。
お客様に新たな価値を提供しています。
阪和工材の流通商社としての豊富なネットワークは、全国20カ所の営業拠点網と自社工場、そして既存の仕入先のみにとどまりません。それらをベースとして得られる情報こそが、阪和工材のネットワーク機能の源泉であり、幅広い産業界にわたる多種多様なビジネスを創出するコーディネイト力につながっています。お客様の必要な部材をローコストで素早くお届けするために、阪和工材は付加価値の高い情報を国内外から入手してご提案します。
特殊加工のニーズにも情報網を活かして
対応
特殊加工品の購入先選定は難しく、旧来取引のある会社に頼りがちになるものです。しかし、それではコストも納期も融通が利きにくくなってしまいます。各種紛体用の貯蔵タンクを製造しておられるあるお客様も、国内で数社しか加工できないパンチングメタルを使用されており、技術的に難しいことから特定の仕入先に加工を任せておられました。そして一方では、お客様のニーズにもっと柔軟に応えてくれる購入先を探しておられました。
情報網を活かした新たな加工先の品質・価格・納期に満足
阪和工材の全国規模の情報網を活かし、「国内で数社」と言われた加工技術を持つ会社を各地に探し回りました。お客様への営業窓口は南関東営業所でしたが、有力な情報は意外にも大阪営業部からもたらされました。新たな加工先が手掛けるパンチングメタルは従来品と何ら遜色がなく、むしろ高品質。しかも価格や納期にも十分ご満足いただき、採用が決定。阪和工材は見積もりから母材供給、納入までをすべてお任せいただくことになりました。
- ココがポイント
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- 全国規模の拠点ネットワークから得られる情報を活用。
- 見積もりから母材供給、加工、納入までをコントロール。
- 部材調達の高品質・低価格・短納期に貢献。
お客様とお客様を結びつけ新たな商流を
創造
阪和工材と取引のあるお客様は、鋼材に関するさまざまな技術や製品、ニーズをそれぞれ持っておられます。それらを柔軟に結びつけ、新たな商流を生み出すのは、流通商社としての重要な役割です。例えば、ある製缶業のお客様は、使用する薄板の板金加工が自社の技術で対応しきれないため、加工を委託できる相手先を探しておられました。阪和工材が薄板を供給するお客様にも板金加工会社は多数あり、そのマッチングが課題でした。
加工品メーカーを厳選し、阪和工材が仲介して委託加工が決定
阪和工材は板金加工業界に数あるお客様の中から、質・量・価格・スピードともに製缶業のお客様のニーズを満たす加工品メーカーを厳選しました。そして双方に話を持ちかけ、製品仕様や精度要求などの詳細打ち合わせも阪和工材が仲介して委託加工が決定。阪和工材は案件ごとの見積もりから薄板切断加工、お客様である加工品メーカーへの供給、納期管理・納品に至るまでをお任せいただき、継続的な取引関係をつくりあげました。
- ココがポイント
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- お客様ごとの技術やニーズを知り尽くしてコーディネイト力を発揮。
- 板金加工品の製造元と需要先とのベストマッチングを提案。
- 個々の案件をコントロールし、流通商社の存在価値を向上。
04Strengths真似できない
「創る専門商社」
長尺・肉厚鋼板の切断加工も自社工場の
最新鋭マシンで真似できない高精度を実現。
鋼板の切断加工には、一般的によく用いられる薄板・厚板の定尺加工もあれば、特殊な用途に求められる長尺・幅広加工もあります。それらのニーズに対応できるか否かは、保有する設備の規模・能力にかかっているといっても過言ではありません。阪和工材は全国3カ所の工場にレベラーシャーライン、スリッターライン、シャーリング、プラズマ溶断機、レーザー切断機などを備え、加工ニーズにお応えしています。
同業者にはできない長尺・肉厚鋼板を切断
重量で長尺の鋼板の切断加工は、その工程間の運搬も含めて困難を極めるものです。サイズによっては、所定のサイズよりも小さく切断後に溶接を必要とする場合もあります。あるお客様も、9㎜のステンレス鋼板を所定の長さに切断できる加工工場が見つからずに困っておられました。板厚・広幅・大板すぎて無理ならば、可能なサイズに切断した後、溶接して1枚に仕上げるしかありません。しかし、そのためには納期がかかってしまいます。
指定通り切断し、工程間のスムーズな移動で短納期でご納入
阪和工材の吉川工場(兵庫県三木市)・小野工場(兵庫県小野市)なら、板厚9㎜、板幅1,600㎜、板長最大10,000mの大型レベラーシャーを備えており、お客様が求めておられる9㎜のステンレス鋼板の切断が可能です。さらにレベラー加工後、同工場内に設置したレーザー切断機で幅を指定通り切断することもできるため、工程間のスムーズな移動で短納期でご納入しました。3,100㎜×13,000㎜のテーブルがあるレーザー加工機は阪和工材加工能力の大きな強みです。
- ココがポイント
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- 他社にはできない板厚・広幅・大板の切断加工に対応。
- 同じ工場内に設備を取り揃えているので工程間の受け渡しがスムーズ。
- 1枚ものの大型鋼板を短納期で納入可能。