若手営業座談会

2018年に入社してから活躍を続け、
ますます勢いに乗る3人の若手社員たち。
ライバルであり戦友でもある彼らが、
これまでの奮闘や仕事に向き合う
原動力について語り合いました。

  • 片上敦基大阪南営業所 副課長

    個人の実力で評価される環境に惹かれて2018年に入社。2021年から大口取引を任されて継続的に高い売上を上げ、2022年には単月売上高1億円を達成。2023年に副課長に就任。将来は当社の役員を目指している。

  • 長谷川雄大南関東営業所 主任

    「業界ナンバーワン」の会社で働きたいと考えて2018年に入社。営業活動を開始してから安定して高い売上を上げ続け、2023年に1年間の新規顧客販売利益で全国3位を獲得し表彰を受ける。後輩指導にも注力している。

  • 坂田美紀南関東営業所 主任

    2018年、安定した職場環境に惹かれて一般職として入社し、5年間営業アシスタントして勤務。2023年に準総合職にキャリアチェンジし、責任ある案件を任されるように。顧客数や業務の幅を広げている。

失敗にさえ前向きになれる新人時代のフォロー体制

Q.新人時代、大変だったことは?

片上

大変だったことは…ないです(笑)。大変だとは感じていないけど、半年間のOJTの後、本格的に営業活動が始まって初めて一人でお客様を任された時は、右も左も分からない世界に飛び込むような感覚だったな。知識も圧倒的に不足していたから、お客様の話を理解するまでにも時間がかかったし。

長谷川

阪和工材は、新人だからって簡単な取引ばかり担当するわけじゃないからね。特に大口取引を任された時の緊張感と責任感は大きくて、そこは今でも「失敗しないように」って慎重に仕事を進めてる。とは言っても、失敗はどうしてもしてしまうし、失敗から学べることも多いんだけど。

坂田

お客様に育てていただいたところはかなりあるよね。お叱りを受けることもあったけど、その度に勉強して覚えていけたからこそ、今があるのかな。片上さんも失敗したことあった?

片上

失敗することはあるけど、よく「ピンチはチャンス」って言うでしょ。お客様のところに謝りに行って、それがきっかけでより関係性が深まることも多いから、僕は割とポジティブに考えてる。お客様に迷惑はかけてはいけないけど、失敗を失敗とは考えてないというか。誠意を持って接すれば、それはお客様にもきっと伝わるものだと思う。

長谷川

失敗をどうカバーするかが大事で、うまくカバーできれば以前よりさらに信頼が増すケースはよくあるね。それに、先輩や上司も「新人のうちはいっぱい失敗しろよ。俺がフォローするから」って言ってくれたから、思い切って飛び込んでいけた。僕がミスをしたときは、隠れてお客様のところに謝りに行ってくれたこともあって、先輩たちに支えられたから一年目も乗り越えられたんだと思う。

片上

僕も同じようことがあったな。新人の頃に製品のサイズを間違えて発注してしまって、電話でお客様に平謝りしてる僕の姿を見て、裏で先輩が別のルートから発注を進めてくれていて。僕は急いで製品を作り直すことしか考えつかなかったから、先輩のネットワーク力や商流の使い分け方にさすがだなと感動して、「僕もこうなりたい!」と思ったな。

坂田

失敗した時ほど、先輩って親身になってくれるよね。こっちがSOSを出せば必ず応えてくれるところは、どの先輩にも共通してると思う。

片上

坂田さんの尊敬する先輩は?

坂田

私も、新人の頃に教えてもらった先輩かな。最初からダイレクトに答えを教えるんじゃなくて、「それだったらこの人に聞いてごらん」って、仕入れ先様を紹介してくれるから、私もいろんな人とコミュニケーションが取れるようになって、そこから自分のコミュニティが広がっていった気がする。今は、後輩たちに質問された時、同じように答えじゃなくてヒントを出すように心がけてます。

認められるために、誰よりも素早く、粘り強く

Q.仕事をする上で、大切にしていることは?

片上

阪和工材のお客様は本当に幅広くて、営業マンへの要求が全く違うから、話し方を変えるとか、資料を持っていくとか、情報を提供するとか、お客様に合わせて提供するものを変えるようにしてる。そうやって信頼を築くことで、阪和工材とではなく、片上と取引をしたい、というお客様を増やしていきたいな。

長谷川

差別化することは本当に大切だね。僕が心がけてるのは、「断らない」姿勢。いろんなステンレス製品がある中で営業マンの得意・不得意もあると思うけど、まずは一度挑戦してみる。あと、レスポンスのスピードはどの競合他社より速く!というのを意識してるかな。

坂田

競合他社と価格だけでは勝負したくないから、スピード感やお客様に合わせた対応は大事だよね。私は外回りをしてる二人と違って内勤だから、お客様とのコミュニケーションは電話やメールだけど、表情が見えないからこそ明るく元気な声で対応することも大事にしてる。

長谷川

営業アシスタントをしていた頃から、坂田さんを指名してくれてたお客様もいるよね。

坂田

そう!「坂田さんいますか?」って頻繁に電話をくれて。

長谷川

印象に残ってるお客様はいる?

坂田

営業アシスタントの頃から担当していたお客様かな。最初はすごく警戒されていて時々厳しいご意見をいただくこともあったの。でも私も負けず嫌いだから、「絶対に認めさせてやる!」っていう気持ちで、見積もりはスピーディーに提出して、電話では早く正確にお話することを一年くらい続けてると、少しずつその社長の態度が柔らかくなっていって。ある時、難しい注文をやり遂げた時に「さすがだね」とおっしゃってくださったんだ。認められたことがすごくうれしかった。

長谷川

いい話!僕らが外回りに行ってる間に内勤のスタッフがそうやってコミュニケーションを取ってくれるから、すごく仕事がやりやすい。感謝しています。

坂田

内勤としても、自分のコミュニケーションが役立って営業が案件を取れるとうれしいよ。一つの案件を一緒に喜び合えるのがいいよね。今は一般職から準総合職になって、これから本格的にインサイドセールスが始まるから、まずは既存のお客様が離れてしまわないように頑張りたい!

負けたくない気持ちで、チャンスを自分のものに

Q.これまでに一番やりがいを感じた出来事は?

長谷川

やりがいはいっぱいあるけど、一番は、営業所内の歴代の営業マンが取れなかった大口の案件を取れた時かな。それもあって、今年は新規顧客販売利益で全国3位を獲得し、表彰を受けました!

片上

おお!すごい。

長谷川

この6年間、お客様先に毎週顔を出して、諦めずに地道に営業活動を続けてきた努力がようやく実ったよ。片上さんは?

片上

入社後ずっと目標にしてきたのが「単月で売上1億」。それを歴代最短で達成できた時はやりがいを感じたし、それが評価につながって、今副課長になれてることもうれしいね。長谷川さんも今回の新規獲得数で評価されて昇格していくだろうけど、その頃には僕も評価されてさらに上にいってるつもり(笑)

長谷川

月の売上が1億ってすごいことだし、今まで片上さんがやってきたことが間違ってなかったという証だと思う。でも、課長になるのは僕の方が早いはずなんで!

坂田

(笑)二人はいいライバルだよね。二人を見てて、私も頑張ろうって思えるよ。

長谷川

坂田さんの印象に残ってることは?

坂田

上司から勧められて、一般職から準総合職になったことかな。その方は単月で3億を売り上げるくらいのやり手の女性営業マンなんだけど、日々の業務や仕事への向き合い方なんかを面談でお話ししてる時に、「坂田さん、営業に向いてると思うよ。やってみたら」と背中を押されて。それまではずっと一般職で働こうと思ってたんだけど、売上を上げてるその先輩から「向いてる」と言われたことがうれしくて、やってみようと思えたんだ。

長谷川

坂田さんはどのお客様に対しても同じように明るく笑顔で対応できるし、負けず嫌いで何事もやり遂げる力があるから、営業にめちゃくちゃ向いてると思う。

坂田

営業アシスタントの頃から、営業さんを挟まずに自分でお客様と直接連絡を取ったりして、結構ガツガツいっちゃうタイプだから、それで勧められたのかも(笑)。

片上

コミュニケーション能力に長けてるよね。先月研修で会った時も、5年ぶりなのに気軽に声をかけてくれて。入社時にはそんな印象はなかったのに。猫を被ってたのか、阪和工材での仕事が坂田さんを成長させたのか分からないけど、セールスには一番大事な資質だと思うから、素晴らしい!

安定感のある職場で、
仕事とプライベートの相乗効果が生まれる

Q.阪和工材に入社してよかったことは?

坂田

ステンレス以外の鉄鋼製品も扱えて幅広い知識が増えるし、色々な業界の人と関わることができるから、人として成長できてるなと思う。

片上

ステンレス流通業界ナンバーワンだからこそだね。従業員もグループ全体で500人弱はいるから、横のつながりも強いし。

長谷川

それでいてアットホームなところも魅力かな。役員や所長とも話がしやすいし、人に恵まれてる。そのおかげで、入社前は「とりあえず働けばいいや」くらいの気持ちだったけど、今は「営業所のみんなで仕事を取りに行こう」っていう意識が強くなったな。だからやりがいも大きいし、仕事が楽しい。

片上

福利厚生もいい!不自由なく暮らせる収入を得られるし、営業活動に対してしっかりとサポートしてくれるのもありがたい。最近は、営業所が改装されておしゃれになったよね。フリースペースやバーカウンターが設けられて、会社が社員の働きやすさを考えてくれてると思うし、そういうところに力を入れられる余力があるところが安定してると実感するな。

長谷川

モチベーションが上がるよね。あと、プライベートもしっかり確保できて、休みの日には趣味に没頭できるから、月曜からも楽しく仕事ができる。プライベートが充実すると、仕事もうまくいくと思わない?

片上

僕は逆に、仕事の楽しさがプライベートの充実につながってると思う。仕事がうまくいくから、家庭もうまくいくし、相乗効果が生まれてる。

坂田

そうだね。仕事がうまくいくと、家に帰ってからもうれしい気持ちが続いてるよね。もちろん仕事では、チャンスをもらえる分、期待に応えなきゃっていう緊張感もあるけど、このメリハリが原動力になってるし、やりきった時の充足感を知ってるから前向きに目標に向かえる。自然とそんな気持ちにさせてくれる環境だと思う。

Q.これから目指すところは?

坂田

営業所の売上にしっかり貢献して、できるんだぞっていうことを示していきたい。長谷川さんは?

長谷川

所長から「長谷川に任せてよかった」と言ってもらえる人間を目指します。あとは、早く片上さんを追い抜いて、先に課長になるよ。

片上

メモしとこう(笑)。僕は、何事にも一番であること。二番や三番じゃ意味がない!それに、まだ関東には「片上」っていう名前が届いてないみたいだから、全国に自分の名前を轟かせていこうと思っています。

坂田

ポジティブの塊みたいな人(笑)

長谷川

こんなふうに、明るくて向上心のある人をお待ちしています!

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