社員インタビューInterview

人との深い関係性と
多くの経験、そして立場が
自分を成長させてくれる

2014年入社営業 岡本明佑

「認められた」と感じるまでの
新人時代の奮闘

4月の入社から半年間は営業所の事務を経験し、阪和工材の商売の流れを学びました。その後、先輩と一緒にお客様への引き継ぎの挨拶をして、本格的に営業活動をするようになったのがその年の秋です。最初の半年間で自分なりに準備をしてきたつもりでしたが、実際に業務にあたると知識不足やスキル不足を痛感しました。私が一人でお客様を訪問した際には、先輩とは楽しそうにお話をされていた方とも会話が一向に続かず、逆に気遣われてしまうこともありました。
それでも少しずつ、腰を据えてじっくりとお話ができる関係性を築いていけたのは、「お客様を知りたい」という気持ちで営業に臨んだからだと思います。何度も訪問し、顔を合わせて会話をする機会を増やすうち、お客様から食事に誘っていただき楽しく食事ができた時は、「ようやく認めていただけた」と喜びを実感できました。

堅いイメージを覆す
阪和工材の人との距離感

私が新卒で阪和工材への入社を決めたのは、堅いイメージのある鉄鋼業界の中で、面接時に私の話を笑って聞いてくれた経営陣から人と人との距離の近さを感じたからです。上司や同僚、営業アシスタント、工場の業務に携わっている方、管理部隊など、仕事で関わる全ての方と気軽にコミュニケーションが取れ、サポートしてもらえる環境があるので、自分のペース、自分のスタイルで働くことができています。
仕事の自由度が高く、若手の頃から大きな裁量を任されるからこその難しさもあります。しかし、自ら挑戦して掴み取った経験や知識は自分から離れていくことはありません。親世代より年上の経営者のお客様とお話をする機会も多く、豊富な業界知識に加え人としてのあり方を学べるため、成長のチャンスに恵まれていると感じます。

得意を活かし
DXプロジェクトにチャレンジ

阪和工材には、「何事もチャレンジ」というカルチャーが根付いています。コロナ禍で営業活動が制限された際には、得意なITスキルを活かしてVBAで業務改善のアプリケーションを作成しました。それが営業所内で「仕事の効率化に役立った」と評価されたことで、現在はお客様へのサービス品質向上に向けた社内のDX促進プロジェクトにも携わっています。
普段の営業では、日々の製品の安定供給が最大の責務ですが、プロジェクトは長期的な目標を掲げ、ゴールに向けて計画的かつ着実にタスクを進めることが求められ、メンバーとの連携や組織を動かすための巻き込む力も必要になります。普段とは異なる難しさは感じながらも、社内の仕組みを変えるほどの大きなプロジェクトに携わることができていること、そして阪和工材に新しい風が吹いていることにモチベーションが高まっています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9 : 00メールチェック
  • 10 : 00お客様を訪問
  • 12 : 00昼食
  • 13 : 00お客様を訪問
  • 16 : 00見積り書作成・
    営業日報作成
  • 17 : 45退勤

営業所内でも特に大きな取引を担当し、2023年現在、上期には売上金額で全国4位を達成。持ち前のITスキルを活かし、DX促進プロジェクトのメンバーとして社内のDXにも貢献している。

後輩の活躍が自分のことのようにうれしい

現在は後輩の指導にも注力しています。私自身が、のびのびと自分らしく仕事ができたからこそ今の自分があると実感しているため、後輩たちにも裁量を持って自由に仕事を楽しんでほしいと思っています。ただ、ものづくりのサプライチェーンを支えるという使命やお客様との信頼構築など、会社が大切にしている根幹はブレないよう、後輩へのコミュニケーションと声かけは常に心がけています。
後輩が全国でトップの成績を獲得したと聞いた時は自分のことのようにうれしくて、自身が有給休暇中だったにも関わらずすぐに電話をかけて祝福の言葉を伝えました。同時に、私自身も副課長という立場になったことで、後輩指導の面でも前進できたことをうれしく思いました。「立場が人を作る」と言うように、阪和工材が私という人間を育ててくれていると実感しています。

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